Mar 19, 2006

蘇るPC8801伝説、そしてヴァリス

『蘇るPC-8801伝説』を購入。

内容はこのシリーズにほぼ共通するのですが、とにかく懐古主義というかなんというか、「あの頃は楽しかったなぁ」的な内容に終始しているのですが、まぁそういうのを求めている人しか買わない本でしょうから、それはそれで正しいと思います。

私もそういうのキライじゃないですし(笑)

最近は社会人としてはパソコンは使えて当然なわけで、職場でもパソコンの話題とか普通にします。

これは40歳前後の人に多いのですが、パソコンの話題になると、

「最近のパソコンは性能がすごいよなー。
俺が昔使っていた頃は、ハードディスクなんか100メガバイトくらいしか無かったよ。
増設メモリとか1メガ1万円とかしていたしな。
あの頃は大変だったんだぜ?最近のパソコンは恵まれすぎているよ、ガハハ!」


なーんて感じで、中途半端な昔自慢が始まるわけですが、最初の購入パソコンがPC-8801mk-IIFRだった私から言わせれば、
「外付けハードディスク20MBが20万以上していたし、増設メモリって64KB?それとも奮発して128KBにする?」
ってな感じなわけで、色々ツッコミを入れたくなるのですが、そこは大人としてぐっと我慢。

そういう人はさらにエスカレートして、若い人たちに
「ソニーは日本の家電メーカーで唯一パソコン作ってなかったんだけど、VAIOで衝撃デビューして、俺はビックリしたねぇ!」
とか、自信たっぷりに語ったりするからもうお前そこに正座しろってな感じで!

・・・と言いますか、私の中ではPC-88からパソコンデビューなんて、すごく時代に乗り遅れたよなぁ…的なところがあって、「私みたいな若造が昔のパソコン語ったりするのはおこがましいなぁ」って気持ちをずっと持っている訳なのですが、実際この本読んでると、PB-100だとかMZ-80だとかにみんな普通に携わってきているわけで、昔のパソコンを語って良いのはこの世代の人たちだよなぁ・・・と。

そんな、パソコン(本体)の黎明期を体験することが出来なかった私ですが、パソコンゲームに関しては黎明期から発展期とリアルタイムで体験することが出来て、実に幸せな青春時代を過ごすことが出来たなーと思ってます。
この本に紹介されているゲームについても、名前なら100%知っているし、そのうち70%くらいは実際に遊んでいました。
付属ゲームも、アーコンとドーム以外は全部持っていたし、まぁとにかく私にとってこの本はストライクでした!

一通り本を読んで堪能した後、付属ゲームの『ファイナルゾーン』を起動して遊んでみました。
このゲームはかなりやり込んでいた方だったので、当時は普通にクリアできていたのですが、今やるともう全然歯が立ちません(;´Д`)
このゲームに関する記憶は頭の中で色々と美化されているわけですが、冷静になって判断すると、それなりにすごいけど普通にクソゲーだよなこれって感じで(笑)

まぁでも、当時は色々楽しかったわけですから、それはそれで良いのです。
「あの頃はこんなだったよなぁ!」
昔を懐かしむことが出来ればそれで良いのですよ!

と、自分の少年時代に思いを馳せつつ、ちょっとおセンチな気分になって、ファイナルゾーンのプレイを終了しました。

その後、ネットを始めて適度に巡回を始めたのですが、そういえば『ヴァリスクロス』のDL販売が始まっていたことを思い出しました。

「ヴァリスも、まぁ普通に考えてクソゲーだったけど、それはそれでみんなでワイワイ言いながら遊んだりして、楽しかったよなぁ」
と、またも昔を思い出して懐かしくなりました。

「18禁だなんて、ヴァリスを侮辱しているっ!」

「俺の青春時代の思い出を汚すなっ!」

・・・ってな感じで、発売前にはさんざん言われていましたが、まぁ元々エロっぽいゲームだったわけだし、今更いい年したオヤジがギャァギャァ騒いでもねぇ?

皆さんそれぞれ思うところは色々あるでしょうが、それはそれとして楽しめば良いんじゃないの?・・・と私は思うわけで。

そんな感じに、ちょいと「ヴァリスXの評判はどうなのかなー」って、軽い気持ちでネットを見てみました・・・



「イヒイッッ……陣痛イイイッ……」
※注:18禁画像




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・・・・・・・(;´Д`)



いやなんつーか、昔の思い出云々というか、そういうのを遙かに超越していますこれは(汗)
Posted at 18:29 in 日記 | WriteBacks (3) | Edit

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