Sep 14, 2004
入院は突然に
今日も穏やかに1日の仕事の始まり。よい天気が予想される本日は、のんびりと穏やかに始まった。
気持ちのいい朝・・・職場の誰もが平和の有り難みをかみしめる。
しかし、そんな朝にある異変が起こった。
「なんかお腹が痛いんですよー、医務室に行って来て良いですか?」
と、急に後輩が言い出し、医務室に出かけた。
その時はまだ、誰もその後に訪れる悲劇を予想していなかった。
・・・1時間ほどして後輩が医務室から帰ってくる。
「どうだった?どこが悪かったの?」
と、職場のみんなが声をかける・・・そして、後輩から帰ってきた言葉は・・・
「あのー・・・盲腸の疑いがあるからって言われて・・・。
これから大きい病院に行ってきちんと検査するから、入院出来る準備をして来いって言われたんですよ・・・。」
「ええーっ!!??」
いや、ここで「たかが盲腸でしょ?そんなに慌てること無いじゃん?」と思う方も多いかもしれません。
確かにたかが盲腸ではあるんですが、うちの職場はそれほど多くの人数がいるわけではないので、急に今日から入院とかいわれて、突然しばらくの間1人分の欠員が出ると、他の人に負担がかかってきたりして、結構大変なわけで・・・
当人も、ただの腹痛かと思っていたら、いきなり盲腸とか言われて、心の準備をする間もなく今すぐに入院の準備をしてこいとか言われて、かなり戸惑っております・・・。
とはいえ、ゆっくりしているわけにもいかないので、当面の入院準備として、数日分の着替えや身の回り品、いくらかの生活費を準備して、改めて医務室に向かいました。
と、医務室ではすでに救急車が準備され、後輩が到着すると同時にピーポーピーポーとサイレンを鳴らしつつ、大きな病院に向けて出発しました。
そんな後輩を見送った後、職場では盲腸手術経験者を交えて、「看護婦さんによる剃毛プレイ」だとか「みんなで風呂にいってパイパンプレイ」などと、アカデミックな医学談義に花が咲く(笑)
後輩が旅立って、数時間が経った午後。
盲腸談義もとっくに終わって、そろそろ入院ということすら、みんなが忘れかけていた頃になって、急に後輩が帰ってきた。
「あれ?なんで戻ってきたの?盲腸は???」
みんなの当然の疑問に、後輩が答えた。
「いやあの・・・なんか盲腸じゃなかったみたいで・・・それでまぁ、電車で帰ってきました。」
つい数時間前に救急車で出かけていったと思ったら、いきなり電車で帰ってくるとは(汗)
更に後輩の口から、真実が語られる・・・
「腹のエコー検査とかしていたんですよ。
で、医者が画面見ながら、これはただの腸炎で、盲腸じゃないねって言うんですよ。
しかもですね、画面見ながら僕に、『これ、ウンコがたまっているね。ウンコがたまっているからお腹が痛いだけじゃないの?』とまで言うんですよー!」(怒)
・・・救急車まで出て大騒ぎしたと思ったら、そういうオチですか、そうですか(;´Д`)
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