2003年5月分


今月分に戻ります




2003.5.26(月)

関東圏に住んでいるとはいえ、都内までけっこう遠いこともあり、そうそうやたら滅多らと都内に出ることはできません。
休みの日に、何か理由をつけないと、なかなか「都内に出よう!」とはいかない訳なんですね。

ちなみに、最後に都内に出たのは『渡り鳥に宿り木を』を買いにアキバに行ったとき(笑)

でも、昨日の日曜日は、久しぶりに都内に出かけました。

今回の目的は、東京ドームに日ハム−ロッテ戦を観に行くことという、実に健全かつ健康的な理由!

本当なら千葉マリンスタジアムにまで出かけたいのですが、私の住んでいるところからマリンスタジアムまでは激しく遠いので・・・(^^;

今年の野球観戦は、春先に嫁さんの実家近くで行われた広島−ロッテのオープン戦を観に行ったきりなので、楽しみにして出かけて行きました。

楽しみにして出かけていきました。

楽しみにして出かけていきました。

楽しみにして出かけていきました。



・・・・・・・・結果は19対1というプロ野球の試合とは思えないような大敗北!(泣)

なんか、負けるにしても、せめてもうちょっとましな試合を・・・(;_;

かなりショックでショボーンとしちゃったので、結局、新宿のさくらやホビー館にちょっと寄っただけで、萌え系のお店とかには全然行かずに家路につきました・・・トホホ。



ところで、野球といえば、応援のことについてちょっと。

近鉄バファローズの応援団によるスカイキッドのテーマなんかはけっこう有名でご存知の方も多いと思うのですが、ロッテの応援団もけっこうやらかしてくれます。

割と有名なのは、諸積選手の時のスペランカーのテーマ

さて、ロッテには今年、元横浜→中日から波留敏夫選手が移籍してきました。

そこそこ知名度のある選手なので、ロッテの応援団も波留選手用に新しく応援テーマを作ったようです。

・・・波留選手のテーマ曲・・・

・・・ってこの曲、ワンダーモモのネームエントリーじゃん(笑)

選曲がマニアックというかなんというか、ともかく、ロッテの応援団ダメすぎ(^^;










2003.5.20(火)

お客様サービスカウンター宛に、こんなメールがやってきました。

『「下甑」で検索してたら辿り着きました。
間違いでなければ、池袋以来ご無沙汰です!
また2ヶ月(5月末〜7月末)ほど愛知県某所に出張?予定です。
また機会があったら会いましょう!』


・・・送信元アドレスが記入されていなかったので、送信者が誰か確証はもてないのですが、間違いでなければ、これは下甑時代の私の元上司(笑)

いやぁ・・・趣味のことやら、このHPのことなんかは全然しゃべってなかったのですが、なんかあっさりバレましたな(^^;

ちなみにこの元上司、私と同時期に島にやってきたのですが、私が島を脱出するより1年先に島を脱出して今は青森県に住んでおります。
で、私がはれて島を脱出して埼玉にやってきた時、ちょうどこの人も関東に出張で来ており、せっかくの機会なので・・・ということで、先月初め頃に池袋で一緒に飲んだんですね。

(注:池袋といっても、ごく普通の店で焼き肉食ってただけです。決して一緒に某学園など行っておりません(笑))

さて、その上司と飲んでいたときの話。
当然、去りし下甑島での思い出話に花が咲いた訳なんですが・・・

「最後に島をでるときって、ものすごーく気持ち良くなかったですか?メチャメチャ嬉しくて、笑いが止まらないっていうか・・・」

「そうそう、ものすごくいい気分なんだよねー!港で見送ってくれる人たちを見ながら『へっへーん!先に島を出るぜ!アバヨ!』みたいに思うんだよねー!」

・・・って感じで、島に残っている人たちが聞いたら怒り出すような会話を連発(^^;

(注:念の為に言っておきますが、島の生活は楽しかったですよ。旅行とかで行くのは全然OK!ただ、また何年も住めとかいわれたら、それはちょっとアレですが(^^;;;)

その他にも、色々とアレな会話で盛り上がって、結局3時間以上喋りっぱなしで楽しかったんですが、その間、上司は妙に携帯電話のことを気にしているんですね。

「いやぁ、キャバクラのお姉ちゃんからのメールがねぇ・・・」

この上司、既婚なのですが、関東には2〜3ヶ月間の出張ということで、奥さんを置いて単身赴任みたいな形で関東に来ていたんですね。
なんか、奥さんいないからって好き放題というか・・・(笑)

結局、私の終電の関係で11時過ぎには別れたんですが、その時もその上司は、一生懸命メールにてお姉ちゃん相手に、次の日の連絡を取っておりました。



・・・・・さて後日。

その上司が出張を終えて程なくたった頃、その上司からメールがやってきました。

『携帯なくしました・・・以後の番号は×××−××××−××××でお願いします。』

・・・という内容だったのですが。



それって、携帯無くしたんではなくて、奥さんに対して証拠の隠滅を図ったのでは!?(笑)







2003.5.7(水)

私の古くからの友人に、モーニング娘。オタク(以下、モーヲタ)の友人がいます。

ちなみに、彼がどれくらいのレベルのモーヲタかというと、何年もプー太郎をやっていて、金がないくせにグッズやCDを買いあさり、やっと仕事をし出したかと思ったら、「金がないとろくにコンサートにも行けないから…」と、稼いだ金をモーニング娘。に貢ぐためだけに仕事をしているという、そういうレベルのモーヲタです。

さて、そんな彼から、数日前に電話がありました。

そしてそれは、「5月5日は保田圭さまの卒業コンサートである!さいたまスーパーアリーナで行われるので、貴様の家に遊びに行くからありがたく思うように。尚、貴様もコンサートに連れて行くので、予定を開けておくように。」などという、突然な上に無礼きわまりない内容でした(笑)

なんで私が行くことになったかというと、一緒に行く予定だったメンバーのうちの1人が急遽行けなくなったということで、せっかく取ったチケットがもったいないので近くに住んでいる私を連れて行く、という話になったようです。

倉木麻衣様に深い深い愛情を注いでいる私としては、当然断ったのですが、「チケット代はいらないから!家から会場まで迎えに行くし、何も用意する必要はない。身一つで予定だけ開けておけばいいから。」ということだったので、そこまでしてもらうのなら、特に断る必要もないし、まぁ、私も別段モーニング娘。が嫌いなわけではないし、せっかくの機会なので行くことにしました。

その日、本当は仕事だったのですが、休暇を取って1日仕事を休みました。
で、休暇を取るときの会話・・・

私:「地元の友人が遊びに来るので、1日休暇もらって良いですか?」

上司:「別に休暇は良いけど、地元の友達って、三重県からだよね?わざわざこっちの方まで遊びに来るんだ?何しに来るの?」


「友達は何しに来るの?」と聞かれた以上、ちゃんと答えるしかありません。

私:「なんか、モーニング娘。のコンサートがさいたまスーパーアリーナであるそうで、それに参加するのが目的みたいです。」

上司:「モーニング娘。?モーニング娘。かぁ・・・君の友達って、いくつなの?」

私:「同級生なんで、30歳です」

上司:「30歳かぁ・・・30歳でモーニング娘。・・・」


・・・などとつぶやきながら、遠い目をしておりました(笑)

さて当日。

主犯格と一緒に、あわせて3人の友人(みんな同級生)が、午前中に我が家にやってきました。
コンサートは16時30分開場、18時30分開始、ということだったのですが、早めに行っておいた方がいいということで、1時頃に我が家を車で出発。
我が家からさいたま市までは車で1時間ちょっとで到着。

「ななな、何じゃアレはぁぁぁっ!!!!

この日のコンサートは、2回公演ということだったらしいのですが、ちょうど開場に到着する時間が、1回目の公演の終了時間と重なったようで、あやしい集団がぞろぞろぞろぞぞろぞろぞろぞろと、その辺を歩き回っているではありませんか!

有明や晴海なんかで見慣れた風景な気もしますが、それでもやっぱり、かなりアレな風景です(笑)

しかし、こんなのは全くの序の口で、この後私は、藤岡弘探険隊並驚きの連続だったのです!

さいたまスーパーアリーナの駐車場に車を停めると、「あるだろうなー」とは予想していたんですが、やっぱりありましたよ!アレな車が!
車内にモーニング娘。のグッズやうちわなんかが飾ってあるのは、ごくごく当たり前。
ボンネットにデカデカと「辻」の文字とともに、辻希美ちゃんの顔写真がペイントされてある車なんかも、ものすごく当たり前のように停まっています。
どれくらい当たり前かというと、コミケ時の有明の駐車場にネルフマークやシスプリキャラのイラストが描かれている車が停まっているくらい当たり前でした。

開場まではまだまだ時間があったのですが、入り口の確認やら、グッズ買ったりするために、いったん車を離れて開場に歩いて向かいました。

・・・と、開場に向かう途中の駐車場の端の方に、なにやらヤンキーがたむろしております。

紫色の派手にいじったバニングカーに、重低音をガシガシ効かせて大音量で音楽を鳴らし、にーちゃん達が地べたに丸くなって座っております。
郊外の町では、夜中のコンビニあたりでよく見かける風景なのですが、ちょっと違うのは、その派手なバニングカーの後ろには、デカデカと「ミニモニ。」のイラストが可愛く描かれていることでしょうか?(笑)
かかっている音楽も、当然ミニモニ。!
たむろしているおにーちゃん達の背中には、これまた大きく「あいぼん」とプリントされてます!

あまりに刺激の強いその光景に、ちょっと私がクラクラしていると、友人が、

「普段のコンサートはもうちょっとマシなんだけど、今回は保田圭の卒業コンサートだから、ちょっと雰囲気が違うんだよね。
今までコンサートに行ったことないあんたを、いきなりこんな濃いコンサートに連れてきたのは、ちょっと申し訳ないなと思ってるけど、でもな、あんたに付き合わされて、初めてコミケに行かされたときの俺の気持ちをわかってくれたか?」


・・・そうか・・・自分がはまっていない世界のイベントに無理矢理連れてくられるというのは、こんな気持ちだったのか・・・(汗)

会場に近づくにつれて、刺激的な映像は、どんどん過激さを増していきます!

仲間同士で集まって、あたりに座り込んだり、大声でしゃべったり・・・体中にカンバッヂをつけて歩いてる人や、各メンバーの名前や写真がプリントされているシャツを着ている人、さらにはイベント限定で発売されている紙袋ほとんどみんながぶら下げている光景などは、まさしくコミケそのもの!

メイドさんのコスプレもいたので、思わず友人に「あっ!メイドさんがいるよー!」って言ったら、「アレは××の時に△△の役をした○○ちゃんのコスプレだね」とのこと。
コスプレまでいるあたり、ますますコミケ!

サッカーや野球のユニフォームを着ている人も多かったのですが、中には背番号「147」とか「149」とか、妙に大きい番号が???
・・・と、それも友人に聞いたら、「147は○○ちゃんの身長!149は××ちゃんの身長!わかったか?」とのこと。
・・・深い!深すぎる!(汗)

しかし、割とそれなりにみんながおとなしいコミケとは、決定的に違うことがっ!

集まっているみんなが、派手に大騒ぎしているんですよ!

「安田大明神」と書かれたのぼりを中心にして、お祈りを捧げる集団。
「最後に圭ちゃんを送り出すときには、圭ちゃん好きな赤い色のサイリウムで送り出してあげてください!」と、わざわざ赤い色のサイリウムを配り回るグループ。
「○○ちゃん、最高ーーーーーーっ!!」 「ウォーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」と、勝ちどきをあげる、100人(!)くらいの集団!

割とそれなりに色々な経験をしてきた私は、ちょっとやそっとのことでは動じない自信があったのですが、さすがの私もちょっとひきました(笑)

あ、あとコミケと決定的に違うのは、特攻服を着た怖そうな人たちかなり多いということでしょうか?
コミケでもコスプレしてる人はかなり多いわけですが、所詮コスプレはコスプレ。
本当に怖そうな雰囲気はなかなか醸し出せないものですが、ここにいる彼らはなんか、本当にアレ気です。

・・・でも、特攻服に刺繍されている言葉は「俺達の天使!安倍なつみ」とか「加護亜依上等!」とか・・・(^^;

あと「保田圭!貴女の為なら散らせて見せますこの命」などと書かれた服を着ている人もいたんで、ものすごーーーーーく、「そんな刺繍入れてるんだったら、今日ここで命散らせや!」・・・と言ってみたかったのですが、怖くて言えませんでした(笑)

さてコンサート。

全席指定だったのですが、私たちの席は、ファンクラブ会員限定で購入したS席指定券。
「さぞかし良い席なんだろうなー」とか思ったら、確かにステージの正面ではありましたが、ステージとの距離がものすごく離れております!
どれくらい離れているかというと、ステージ上のメンバーの大きさ1pくらい(^^;
バックスクリーン上段から野球観戦しているようなもので、それでS席7350円なんて、これはいくら何でも・・・(汗)

みんなの様子はステージ横に配置されたスクリーンで見れるのですが、スクリーンにはモーニング娘。の映像を映しておいて、実際のステージ上で全然別な人たちが歌っていたとしても、とても区別が付かなかったでしょう(^^;

コンサート内容については、いつも通り・・・って、いつもがどんなのか知らないんだけど、たぶんいつもこんな感じなんだろうなーってな感じ

事前に友人から、「ひょっこりひょうたん島の時の振り付け」とかを教わっていたんですが、周りのみんなの動きが速すぎて、とてもついていけません(^^;

だけどまぁ、周りに圧倒されているばかりでは、私の周りで盛り上がっている人たちに悪いし、せっかくこういう所に来た以上私も騒ぎたいので、周りの人の様子をうかがいながら、適当に騒ぐ(笑)

1時間半ほど普通にコンサートがあって、その後、保田圭メンバーの卒業イベントが発生。

特に保田圭に思い入れがない私なんですが、私の周りでボロボロ涙流している人たちに悪いので、これまた、周りの人たちに会わせて、適当に「圭ちゃーん!」と叫んでおく(^^;

・・・と、保田圭の卒業イベント時に、新しく加入する第6期メンバーが登場。

私、実は藤本美貴はけっこう好きなので、登場と同時に「ミキティーッ!!!ミキティーッ!!!」と騒いでいたのですが、なんか、生粋のモーヲタ達には、第6期メンバー登場のタイミングは最悪だったそうで・・・

「圭ちゃんの卒業なのに邪魔しやがって!」とか「6期メンバーが途中参加するのは別に良いが、あのタイミングはないだろ!」とか、非難ゴウゴウ。

ちなみに後日、某巨大掲示板をちょっと覗いてみたら、

「俺の近くのヤツが、ミキティ!ミキティ!と騒いででウザかった!」

・・・などと書かれておりました(笑)

コンサート終了後、私たちは早々に車で会場を後にしたんですが、車で会場を立ち去るとき、会場周辺ではたくさんの有志達が集団になって雄叫びをあげておりました(激しく近所迷惑!)

なんかここら辺は、アレですなぁ・・・(^^;



結局、楽しかったのは楽しかったんですが、なんつーか、コンサートが楽しかったのではなくて、みんなと一体になって騒ぐのが楽しいだけなんじゃないか?…って感じでしたが(笑)

モーヲタのみなさん・・・本当の所はどうなんでしょう?(^^;